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深セン、デリバリー容器を公園のベンチに再生

編集: 严若泠  |  出典: EyeShenzhen  |  更新: 2026-10-11

    蓮花山公園、筆架山公園、香蜜公園をよく訪れる人なら、園内のあちこちに、少し変わった新しいベンチがいつの間にか設置されていることに気づいたかもしれません。

福田区の蓮花山公園に設置された個性的なデザインの新しいベンチ。写真:sznews.com

    これらのベンチの特徴は、遊び心のある個性的なデザインだけではありません。注目すべきは、その素材です。なんと、リサイクルされたデリバリー容器や飲料カップが使われています。回収・粉砕・再加工された食品容器や飲料カップは、来園者が日常的に目にし、利用できる公共施設へと生まれ変わりました。

福田区の筆架山公園で、リサイクルされたデリバリー容器から作られたベンチに腰掛けて休む来園者。

    筆架山公園では、福田河緑道沿い、美団(Meituan)のドローン配送ロッカー付近、景観回廊沿い、子どもの遊び場、芝生などに、こうしたベンチが設置されています。ベンチには、1基あたり何個のリサイクル済み食品容器や飲料カップが使われているかを示す説明文が凹刻文字で刻まれています。

このベンチは、リサイクルされたデリバリー容器や飲料カップ825個から作られています。

    近隣に住む苟(コウ)さんは、朝、子どもを送り届けた後、よく自転車で緑道を走っています。苟さんは記者に、捨てられたデリバリー容器や飲料カップが、最終的に公園で役立つものに生まれ変わるとは想像もしていなかったと話しました。

    「以前は、ごみを分別した後、それがどこへ行くのか分かりませんでした。今では、それが何に生まれ変わるのか目に見えるので、自分の取り組みに本当に意味があると感じます」と話しました。

リサイクルされたデリバリー容器から作られた紙飛行機型のベンチ。

    デリバリー食品容器や飲料カップといった低価値リサイクル材は、都市のリサイクルシステムにとって長年、実務上の課題となってきました。適切に分別・回収し、再利用するにはどうすればよいのでしょうか。

    今年4月22日、深セン市の都市管理部門および生態環境部門の指導の下、深セン市生活ごみ分別管理センターは、中国環境保護基金会および美団青山計画と連携し、デリバリー容器の環境配慮型管理を目指す市全域の取り組みを開始しました。

    デリバリー容器の分別・リサイクルを推進する実証拠点の設置、公共空間への再生素材を使った設備の導入、環境配慮型の文化創意製品の開発、環境に優しい低炭素な暮らしに対する市民の意識向上などを通じて、これらの取り組みは、デリバリー容器の管理を回収から再利用まで一貫して行う「深センサンプル」の構築を目指しています。

    「価値が低いからといって、価値がないわけではありません」と、深セン市生活ごみ分別管理センターの担当者は述べました。

    「適切な分別と標準化されたリサイクルを行えば、リサイクルに適したデリバリー容器は、資源の再生・再利用システムに組み込むことができます。公園にゼロウェイスト・ベンチを設置することは、単に公共設備を増やすことだけが目的ではありません。ごみの分別や資源のリサイクルが持つ価値を、市民自身の目で確かめてもらいたいのです」

    中国環境保護基金会の担当者は、この取り組みを橋に例えました。同基金会は、公園の管理機関、リサイクル業界、事業実施団体をつなぎ、回収・リサイクル・再利用という各段階の連携を促しています。

    「公園にゼロウェイスト・ベンチを設置することは、単に公共施設を整備することではありません。資源循環という理念を公共空間に持ち込み、市民が目に見える形で実感できるようにする取り組みでもあります」と、同担当者は述べました。


蓮花山公園、筆架山公園、香蜜公園をよく訪れる人なら、園内のあちこちに、少し変わった新しいベンチがいつの間にか設置されていることに気づいたかもしれません。
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