フェデラー、水上コートでファンとの交流で深センを魅了
編集: 严若泠 | 出典: EyeShenzhen | 更新: 2026-10-15

深センの水上に設置されたテニスコートでプレーするロジャー・フェデラー。夜空にはドローンで巨大なテニスコートが描き出されている。写真提供:イベント主催者
テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーが昨日、初めて深センを訪れ、持ち前の優雅なプレーで観客を魅了した。今回、自身3年連続出演となる「On Thanks for Playing」イベントの目玉として、深セン人才公園の湖上に設置された水上特設コートで華麗なプレーを披露した。
フェデラーは2019年から、スイスのスポーツウェアブランドOnの主要パートナーを務めている。同年、同社に出資するとともに、「ロジャー・フェデラー・コレクション」のデザインにも携わった。「On Thanks for Playing」はこのパートナーシップの一環で、テニスのアイコンを世界各国の都市に迎え、ファンとの交流を中心としたイベントを実施する。
この日の早い時間には、ソーシャルメディアに投稿された動画に、深セン空港で待機するファンに手を振るフェデラーの姿が映っていた。おなじみの笑顔が、その後のファンとの親密な交流を予感させた。

深センで開催された「On Thanks for Playing」イベントで、巨大なテニスボールにサインするロジャー・フェデラー。
水上コートでのイベントに先立ち、フェデラーは南山区の深セン万象天地(Shenzhen MixC World)にも登場した。現地のOn店舗では、多くのファンが列を作り、次々とサインを求めた。
高層ビル群が織りなすスカイラインを背景に、フェデラーは公園の湖上に特設された水上コートで、若いファンたちとラリーを繰り広げた。
「この素晴らしい街に初めて来ることができて、本当にワクワクしています」とフェデラーはステージ上で語った。
「今日はきっととても楽しい時間になるでしょう。いい予感がしています。皆さんにも大きな声で応援して、子どもた ちにも声援を送ってください。みんなで楽しい時間を過ごせると思います。来てくれてありがとう。最高の時間を過ごしましょう。皆さん、ありがとう」と付け加えた。
イベントの主役をさらったのは深センの子ども3人。彼らは水上コートに上がり、20回のグランドスラム優勝を誇るフェデラーとネット越しにラリーを交わした。

深センの水辺に設置されたテニスコートで、若いテニス選手たちとポーズを取るロジャー・フェデラー。頭上のドローンショーには「On Thanks for Playing」のメッセージが浮かび上がっている。

深センの水辺に設置されたテニスコートの上空で、ドローンで再現されたロジャー・フェデラーの代名詞ともいえる片手バックハンド。
2022年に現役を引退し、今年、国際テニス殿堂入りを果たしたフェデラーは、グランドスラム男子シングルスで20回、ATPツアーで103回の優勝を記録している。また、世界ランキング1位に通算310週間在位し、そのうち237週間は連続在位という記録を打ち立てた。優雅なプレースタイルで広く称賛され、ファンから「GOAT(史上最高の選手)」と呼ばれ、今なおテニス界で最も愛される選手の一人である。
深センでのイベントでは、オンラインでのチケット抽選やサイン入りグッズのプレゼント企画も行われた。夜になると、2,000機のドローンによる光のショーがフェデラーをたたえ、観客から大きな歓声が上がった。「フェデラーが深センに」「水上テニスコート」「フェデラーのためのドローンショー」といった話題がソーシャルメディアでトレンド入りした。こうして一日のイベントは盛況のうちに締めくくられた。
フェデラーがこのブランドイベントに出演するのは3年連続だが、深センを訪れるのは今回が初めてとなる。2002年以降、フェデラーは大会出場のために中国を17回訪れている。